日・中・韓だけではなく世界中に波紋を広げている安倍首相の「靖国神社参拝」に対する反応だが、中国と韓国にだけは言われたくない、というのが日本国民の心情ではないだろうか?
確かに、経済力を付け軍備拡張に走る中国や慰安婦問題や領土問題など複雑な諸問題を抱える韓国との関係は東アジアの緊張を高める原因にはなっているが、この靖国問題は今までの緊張とは違うものなのだ。
中国や韓国にとっては、個人の思想・信教の自由などという心の問題だけでは絶対に許すことの出来ない大きな問題なのだ。
合祀を認めた当時の靖国神社の対応に問題は無かったのか?
矢張り、最終的には分祀以外には解決策が無いように思えるのだ。
さて、イギリスで起きた日本と中国のバトルとは?
The Huffington Post | 投稿日: 2014年01月07日 18時53分 JST | 更新: 2014年01月07日 19時07分 JST
日本と中国の駐英大使が、イギリス紙「デーリー・テレグラフ」に寄稿し、互いを世界的ベストセラー小説の悪役になぞらえて非難し合う展開となっている。NHKニュースなどが報じた。
中国の駐英大使が1月1日、同紙で安倍首相の靖国神社参拝について批判した。
中国の劉暁明駐英大使は1日、安倍晋三首相が靖国神社を参拝したことを批判し、「軍国主義が日本につきまとうヴォルデモート卿だとすれば、靖国神社は日本の魂の最も暗い部分を隠した『分霊箱』だ」と批判した。小説では「分霊箱」は、不死の力を得るため、魂の断片を納めておくものとして描かれている。
(時事ドットコム「互いを「ハリ・ポタ」悪役呼ばわり=日中の駐英大使が批判合戦」より 2013/01/07 10:56)
中国からの批判を受けて、日本の林景一駐英大使が5日、「中国はアジアのヴォルデモート卿になる恐れがある」題して同紙に寄稿。中国の軍拡競争などを批判、反論したという。
林大使はまず、「戦争行為」と受け取れる中国の度重なる挑発にも、日本は「最大限の自制」で応えているとしたうえで、戦後の日本が一貫して、民主主義と人権尊重の道を歩んでいることを強調した。
「東アジアは岐路にあり、中国の前には2本の道がある」とし、一つは対話の道で、他方は「軍拡競争と緊張激化という悪を解き放つことで、ヴォルデモートの役回りを演じる」と指摘して中国の自制を促した。
(MSN産経ニュース『「中国こそヴォルデモートにならないで」日本の駐英大使、中国の「闇の帝王」批判に反論』より 2013/01/07 08:28)
また林大使は、中国に対し両国関係の前進を求めたようだ。
林大使は最後に、日本側から緊張を高めることはしないと述べた上で、中国が「既に存在しない軍国主義の亡霊」を持ち出し続けることをやめ、両国関係を前進させるよう求めた。
(MSN産経ニュース「中国こそヴォルデモートにならないで」日本の駐英大使、中国の「闇の帝王」批判に反論」より 2013/01/07 08:28)