すっかり、ハフィントンポストのファンになってしまいました。
http://www.huffingtonpost.jp/
レーシック手術の危険性については以前から指摘されています。
やっと消費者庁も重い腰を上げたということなのでしょうか?
勿論、手術に100%ということはあり得ませんが、
重度の近視以外は相当の覚悟を持って決断しなければならないようです。
一歩間違うと失明に至ることがあるというレーシックの手術です。
以下、ハフィントンポストの今日の記事から抜粋致します。
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近視矯正のレーシック手術で被害が報告されているとして、消費者庁は12月4日、手術をする際はリスクを十分に理解するように注意を呼びかけた。
レーシックに関する被害情報は、2009年度以降、5年間で80件寄せられている。毎年、10件以上登録されており、2013年度は30件あったという。その内、重大な事故として公表されたものは7件だという。2013年に急増したのは、手術の件数が増えたためとも考えられる。
消費者庁によると、重大な身体被害に遭った事例には、以下のようなものが報告されている。目や頭の痛みや吐き気などのほか、ドライアイなどの症状が見られるようだ。
◆消費者庁によると、日本眼科学会からのアドバイスは以下のようなものだ。
(1)手術のリスクについて
・ハロー・グレア、不正乱視、ステロイド緑内障、ドライアイなどの術後合併症が知られている。ハロー・グレアやドライアイは術後長期間持続することもあるため、手術前に、可能性のある合併症と問題点について十分に説明を受け、理解し、同意しておく必要がある。
・レーシック手術で削った角膜は元に戻らない。
(2)過矯正の問題点について
・特に近視の場合、矯正し過ぎて術後に遠視になってしまうと、眼精疲労や近見障害などが問題になることがある。
・矯正の目標として、裸眼視力 1.2 や 1.5 を目指すのではなく、やや控えめの視力目標を設定した方が、前記のような問題を避けることができる。
・軽度の近視は老視になったときに有利である。
・特に 40 歳代以上の方は調節力が衰えてきているため、術後に眼精疲労や近見障害の症状が強く出ることがある。
◆弁護士グループの専門電話相談窓口
医療被害を扱う弁護士のグループが今月21日の午前9時15分から午後5時まで、専門の電話相談を行うことにしています。番号は03-6869-8391です。
(NHKニュース「レーシック手術に注意呼びかけ 消費者庁」より 2013/12/04 17:42)