ソチオリンピックで旭川出身の竹内智香選手が今大会女子では初となるメダルを獲得しました。
決勝では、ランキング1位でスイスのパトリツィア・クンマー選手と競り合い、おしくも迫りくるクンマー選手の追い上げに竹内選手が勝負をかけて残念ながら転倒してしまい銀メダルに終わりましたが、心から拍手を送りたいと思います。
凄いことです!
ベテランとはいえ、強靭な精神力の持ち主で、竹内優香選手の取った勝負にかける熱意は称賛に値する素晴らしいものだと思います。
あの場面では勝負に行くべきだったのです。
ところで、竹内選手の実家が私の住む旭川だったとは・・・。
スノーボード 竹内智香が銀メダル♪実家は、旭川旭岳温泉 湯元 「湧駒荘」(ゆこまんそう)でした。
実は私の住む旭川から車で1時間ほどの所にある地元では有名な温泉でした。
恥ずかしい話ですが、ソチ五輪で竹内智香選手が銀メダルを取るまで全く竹内智香という選手を知りませんでした。
私も何度か「湧駒荘」(ゆこまんそう)に泊まったことがあります。
源泉かけ流しの泉質が素晴らしく食事もサイコーでした。
以下、NHK NEWSWEBより引用させていただきます。
★竹内の地元旭川 銀メダルに沸く
スノーボード女子の竹内智香選手の地元、北海道旭川市の応援会場では、兄弟や恩師などが大きな声援を送り、銀メダル獲得に涙を流して喜びました。
市内の応援会場には、竹内選手の兄の崇さんや6歳になるおいの隆太君をはじめ恩師など50人が集まって、大型のスクリーンでテレビ中継を見ながら声援を送りました。
竹内選手は、去年11月に地元で行われた壮行会で隆太君にメダル獲得を約束していて、準決勝で勝ってメダルが確定したときには大きな歓声が上がり涙を流す人もいました。
決勝では敗れたものの、銀メダル獲得が決まると、肩車された隆太君が「智香おめでとう」というメッセージが入ったくす玉を割って祝いました。
兄の崇さんは「ずっと調子がよかったので、メダルを獲得できるとは思いましたが、やはりうれしいです。お疲れさまと言いたいです」と話していました。
また、隆太くんは「メダルはうれしい。かけてもらいたい」と喜んでいました。
竹内選手が高校2年生と3年生のときに担任だった木村真由さんは「本当にうれしいです。高校生のときからすごい子だと思っていましたが、夢のメダルをとれて感激です」と話していました。
■母校では三浦雄一郎校長など応援
竹内智香選手が卒業した北海道深川市の高校では、後輩たちが喜びに沸きました。
竹内選手の母校、「クラーク記念国際高校」には、校長を務め、去年世界最高齢でエベレストに登頂した三浦雄一郎さんをはじめ生徒など150人が集まりました。
会場では、大型のスクリーンでテレビの中継を見ながら、生徒たちが応援用の小旗やメガホンを手に声援を送り、竹内選手が決勝トーナメントを勝ち上がるたびに盛り上がっていきました。
そして竹内選手の銀メダル獲得が決まると、それぞれが手にしていたクラッカーを鳴らし、「感動をありがとう」と書かれたくす玉が割られました。
予選から決勝まですべてのレースを見守った三浦さんは「登山のように命懸けで戦っているようだった。頂点にはあと一歩だったが、次に目指してほしい。きょうは最高の夜になりました」と涙を浮かべて話していました。
また、生徒たちは「どきどきして見ていました。世界に立ち向かう姿に努力ということばを教えてもらいました。私も夢に向かって頑張りたいです」と興奮した様子で話していました。
★ソチの会場では親戚が応援
竹内智香選手の親戚で、広島市から応援に駆けつけた平野孝一さん(48)は、トリノ大会のときの応援でも着たという金色の衣装を身にまとって声援を送りました。
平野さんは「本当にうれしい。メダルを取れてよく頑張ったねと言いたい。今回は次のパラレル回転と2回チャンスをもらっているので、もう一度、金を目指して頑張ってもらいたい」と話し、残るパラレル回転での金メダルを期待していました。
また、親戚の平野由起さん(16)は「決勝のレースを見ているときは、私も緊張してしまいました。メダルを取れてよかったです。おめでとうと声をかけたいです」と話していました。
<引用元:http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140219/k10015380841000.html>
★ソチオリンピック、スノーボードの女子パラレル大回転で、竹内智香選手が銀メダルを獲得しました。
この種目で日本選手がメダルを獲得するのは、竹内選手が初めてです。
スノーボードのパラレル大回転は、左右対称に作られた2つのコースを、2人の選手が同時に2回滑って勝敗を競います。
4大会連続のオリンピックとなった竹内選手は、予選を1分46秒33のトップのタイムで通過しました。
16人で争う決勝トーナメントも1回戦から安定した滑りで勝ち進み、決勝は、ランキング1位でスイスのパトリツィア・クンマー選手と対戦しました。
竹内選手は1回目、終盤でスピードを上げて逆転し、0秒30の差をつけてフィニッシュしました。
しかし2回目は、クンマー選手に激しく追い上げられて終盤にバランスを崩して転倒し、最後は7秒32の差で敗れました。
竹内選手は金メダル獲得こそなりませんでしたが、この種目では日本選手初のメダルとなる銀メダルに輝きました。
銅メダルは、地元ロシアのアリョーナ・ザワルジナ選手でした。
★4大会連続で五輪出場
竹内智香選手は北海道出身の30歳で、スノーボードのパラレル種目では日本の女子の第一人者です。
オリンピックは2002年のソルトレークシティー大会から4大会続けての出場で、これまではトリノ大会の9位が最高でした。
課題だった体力面で下半身を強化するなどして、海外の強豪と互角に渡り合えるようになり、昨シーズン、ワールドカップのパラレル大回転で初優勝を果たしました。
今シーズンのワールドカップではパラレル大回転の3戦すべてで2位となり、種目別の総合ランキングでも2位となっています。
<引用元:http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140219/k10015378931000.html>